図書館司書の資格を取得するには?
ネット社会の整備が進む中で、どんどんと活字離れが起きているというニュースを良く見ます。
今では、電子書籍も普及しているので、大手の出版会社でも厳しい経営が続いていると言われています。
事実、出版会社の統廃合が続いている事実がありますので、この後もその流れを食い止めることは厳しいでしょう。
ただ、まだまだ電子書籍ではなくて本で読みたい!という需要があるのは事実です。
私も、電子書籍だとなんだか読んだ気がしなくて、結局本で購入してしまいます。
また、本を取り扱う場所として図書館の数はそんなに減少していないのも、その事実を裏付けるものであるといえます。
そんな図書館ですが、職員の方はすべて図書館司書という資格を取得しているんです。
図書館司書という資格は、非常に難易度の高い資格として知られているのですが、ではどのように取得する資格なのでしょうか?
図書館司書になるためには大学や短大に通う!
図書館司書になるためには、大きく分けて3種類あります。
まずは、メジャーな方法として図書館司書に関する学科を用意している大学や短大に通い、学科をクリアして卒業することです。
卒業と同時に図書館司書の資格を取得することができるので、手っ取り早い方法として有名です。
その他の取得方法は?
では、その他にはどのような取得方法があるのでしょうか?
それは、司書講習を受けて司書としての知識を得て、終了と同時に資格を取得する方法です。
ただ、司書講習を受けるための要件が用意されていて、大学や短大を卒業していることが条件となります。
では、高卒の方にはチャンスがないのかというと、そうではありません。
図書館司書の候補者となる司書補という資格があり、この資格を取得して3年以上経過してれば、司書講習を受けることができます。
司書補の取得要件はありませんので、この場合であれば高卒の方でも図書館司書になる道が開かれています。
ただ、司書講習というのは非常に長い期間かかるものですので、容易に取得できる資格ではありません。