図書館司書の起源・歴史は?

図書館司書という仕事は知っていても、その起源や歴史などは良く知らないという方は多いのではないでしょうか。

 

何に対してもそうですが、その仕事に興味があっても、歴史などまでは詳しく知ろうと思わない方が多いと思いますし、私もその中の一人です。

 

ですが、図書館司書として働くことになった際に、やはり自分の仕事を説明できるように、自信をもって働けるように、歴史などは知っておいたほうがいいのかもしれません。

 

そこで、図書館司書の起源・歴史についてご紹介していこうと思います。

 

司書の歴史はかなり長い!

図書館司書の歴史はとても長いとされており、実は既に100年以上も経過しています。

 

国立図書館の司書の歴史

戦前の日本では、現在の国立図書館の機能を持っていた帝国図書館というものがありました。

 

1897年に施行された帝国図書館管制では、館長の下に司書長と司書を置く事が定められていたのです。

 

この頃の図書館司書は、図書館専門職として、図書について学術経験がある方を、試験なしで任用することになっていました。

 

戦後、1946年に国立の図書館における司書が一旦なくなり、1948年に新設された国立国会図書館において、図書館司書が復活したとされています。

 

公共図書館の司書の歴史

戦前の私立図書館、公立図書館の取り決めがある図書館令において、図書館司書に関しての規定がなされたのが1906年です。

 

この頃は、公共図書館を学校のような教育機関として扱っていたために、図書館司書は公立学校職員のような待遇であったとされています。

 

その後、図書館司書についての法令が何度か変更され、1936年には司書検定試験制度による第一回試験が行われました。

 

とはいえ、戦時中には、専門知識を持った検定試験に合格した方よりも、国策に忠実である元官吏などが司書として採用されるようになっていたようです。

 

戦後には図書館司書は図書館に配置する専門的職員として定義され、司書の資格を持った図書館員の事を図書館司書と言うようになりました。

 

今では、図書館に必ず司書が配置されているわけではなく、資格も必須となっているわけではありません。

 

ただ、求人などを見てみると、図書館司書資格を所持していることを条件としているところが多く見られます。