図書館司書と公務員の関係性

国家公務員

 

国家公務員といえば、どのようなイメージを思い浮かべますか?霞ヶ関の中央官庁で働く人というイメージを持っている人も多いかもしれません。

 

1府12省という言葉をよく耳にしますが、1府は内閣府のこと、そして◯◯省と名前の付く11省に国家公安委員会を加え12省と定められています。これらはほとんどが霞ヶ関にありますが、そこで働く人達だけを国家公務員と呼ぶ訳ではありません。

 

これら中央官庁の地方機関が日本全国に位置しています。中央で決定された政策・施策を実施するためです。その地方機関で働く人達もまた国家公務員なのです。

 

国家公務員の採用試験は、人事院で実施されますが、その採用試験にはいくつかの種類があります。国家総合職は、全国規模での採用、国家一般職(大卒・高卒)は地域ごとの採用、そして国家一般職試験も地域ごとの採用となっています。

 

地域ごとの採用の場合、基本的に採用された地域内で勤務をすることになります。転勤もその地域内が基本となりますが、稀に地域をまたぐ転勤もあります。

 

地方公務員

 

地方公務員の仕事というと、役所の窓口の対応、書類発行などを思い浮かべる人も多いと思いますが、それは役所の業務のほんの一部に過ぎません。

 

図書館司書として、図書館勤務をする公務員もいれば、地元の農業や商工業を発展させる方策を考えたり、防災や環境保全を考えたり、ゴミ問題解決のために業務を行ったり、道路・河川・上下水道を整備したり、税金を徴収する業務もあります。

 

地域住民のための行政サービス全般を行うのが都道府県の設置された市役所、区役所の仕事であり、その役割は多種多様です。

 

また、地方自治体に勤めている職員のほとんどは事務系の人達になります。事務系の仕事内容はどの自治体でも大体共通しており、行政全般に関する企画立案、調査、連絡調整、相談業務などになります。

 

地方公務員には事務系職員の他に土木や電気などの技術系職員、栄養士、免許系職員、学校校務員などの技能系、現業系職員がいますので、仕事は多様であると言えます。

 

図書館司書も、基本的には地方公務員が担当します。例えば、公共図書館で図書館司書として勤務することを望むのであれば、公務員の採用試験に合格する必要がありますし、国立図書館で勤務を望むのであれば、図書館司書資格を取得後に、国家公務員の採用試験に合格する必要があります。

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「公共図書館の運営」について
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「図書館法改正」以降の図書館政策
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近未来の図書館像
海外の事例では、2001年、古代アレクサンドリア図書館の跡地に、エジプト政府が企画、UNESCOや周辺の地中海沿岸諸国の図書館の協力によってオープンした新アレクサンドリア図書館(ビブリオシカ・アレクサンドリナ)が挙げられます。
電子書籍の貸出について
公共図書館で、話題の新刊や文学賞を受賞したばかりの作品を借りようとすると、数10人待ちで、2カ月ほど待たされるのは当たり前。借りることを諦めて、書店で購入する人も少なくありません。
図書館司書の仕事に対するモチベーション
多くの図書館司書は、「使命感を持って働いている」と答えていますが、「どんな使命を果たすために働いている」という質問には答えられないケースが非常に多いです。一部の図書館司書は明確に答えることは出来ますが、職場全体で共有はされていませんでした。
図書館司書になるための近道とは?
公共図書館や国立図書館で図書館司書として勤務するためには、公務員になる必要があります。公務員の場合、民間企業のように、履歴書と面接のみで採用が決まることはありません。
図書館司書の収入
私は、働きながら、大学の通信講座で科目履修し、念願だった図書館司書の資格を取得したばかり。これから、図書館司書への転職を目指しています。ただ、問題は、図書館司書の収入です。